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子育てにまつわるテーマについて専門家の方からのリレーコラムです。
| 【夏を乗り切るための小児科医のお話】 |
子供たちの大好きな夏がやって来ました。ぎらぎらとした真夏の太陽をものともせずに、子供たちは、プールに虫取りにと遊びに熱中します。そこで今回は、夏の生活の注意点について述べてみたいと思います。クーラーの効いた部屋で過ごすことが多いと、汗腺の数が少なくなり、体温調節がうまくできなくなるといわれています。遊び盛りの子供達には、できるだけクーラーのない生活を心がけ、十分に汗をかいて水分補給に注意するようにしましょう。水分補給は赤ちゃんにとっても大切な事で、十分に水分がとれないと、発汗の多い赤ちゃんは熱がこもって夏季熱を起こすことがあります。水分はお茶やイオン飲料などで補給するとよいのですが、最近、ペットボトル症候群といって、糖分の多いものを摂りすぎるとますます口が渇き悪循環に陥ってしまうことがあるので注意が必要です。
また強い日射しの下にいると、知らず知らずのうちに真っ赤に日焼けしていることがあります。小さな赤ちゃんを連れて海水浴などに行くときは、予め日焼け止めクリームなどを使用し、直射日光を避け、こまめに水分を摂らせてあげてください。日焼け止めクリームは刺激のないものならどんなものでもかまいませんが、肌の弱い赤ちゃんには少し試し塗りをしてみて、かぶれたりしないことを確かめてから使うことをお勧めします。
そして最後に、たくさん遊んで楽しんだ後は、十分に休養をとること。小学生の子供でも、夏休みだからとあまりハードにスケジュールを組みすぎて、疲れをためこんでしまっていることがよくあります。しんどいときは無理をせずに、子供の体調を考えながら予定を立ててあげて下さい。特に赤ちゃんにとっては、大人のペースで連れ回されるのは大迷惑です。家族みんなが元気で暑い夏を乗り切れるよう、健康管理には気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてくださいね。
2003.7 |
| 小児科医 杉原加寿子先生 プロフィール |
| 1957年1月21日生まれ。中学生と小学生の2男の母で、尼崎で杉原小児科内科医院を開業する。育児支援と保育所問題について特に関心があり、尼崎市医師会乳幼児保健委員会で活動する。 |
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