産後間もないお母さんにとって悩みどころのおっぱい。すぐに出る人・スロースターターな人、赤ちゃんも、上手に飲める子・うまく飲めない子・少しずつ細切れに飲む子・たくさん飲んでスッと寝る子、本当に様々です。それプラス乳頭の形・環境(周囲の協力、家庭の状況)お母さんの思いetcによって変わってきます。つまり、似たような人はいてもそれぞれ違うということです。専門家による母乳の考え方もいろいろありますが、それを踏まえて自分はどう感じ、どう考えるのかを大切にしてほしいと思います。
おっぱいは張らなくなる
産後は一時的におっぱいが張る人も多く、張ることで出ていることが実感できるため、張らないと出ていないと感じている方が多いように思います。でもおっぱいの張りは落ちついてきます。普段はやわらかくても吸われることで新鮮な母乳が湧いてくるおっぱいが一番いい状態です。
おっぱいじゃなくても愛情は変わらない
中には出ない人やあげられない人もいます。おっぱいにこだわるあまり他のことを見失ったり、しんどすぎるのも考えものです。母乳で育てた人だけが、いいお母さんではないのです。お母さん本人が一番わかっているでしょうが、愛情には変わりないですよね。ミルクでもいいですし、母乳をやめたからといって絶対にもう吸わせない・触らせないと決めなくてもいいと思います。最近「卒乳」が段々一般的になってきましたが、それもそのカップル次第です。お母さんがしんどいのに無理しすぎる必要はないのです。
要はお互いの気持ちと生活のバランスではないかと思います。精神安定剤的なおっぱいだけでなく、その裏に隠された、子どもの甘えたい気持ちを大切にし、抱っこしたり遊んだり、肌と肌との触れ合いの時間をもつことが重要なのではないかと思います。
また周囲もそのカップルの思いを尊重していただければと思います。人生で考えるとほんのわずかのおっぱいライフ。お母さんとその子だけのやさしいあったかい時間を満喫してほしいです。そして、困った時は気軽に助産師や専門家にご相談くださいね。
2005.7
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